初心者のための一眼レフの選び方。簡単な5つの選び方とは?
一眼レフを買うぞ!と決めてお店に行くと、とにかく色々なモデルがあることに気づきます。
その中からどれを選んでいいのか?
・・特にこれから一眼レフをはじめる初心者の方にとっては、とても迷うところだと思います。
今回はとにかく簡単に、そして、できるだけわかりやすく、初心者の方のための一眼レフの選び方についてご紹介してゆきたいと思います。
それから、ここでは「一眼レフの選び方」についてご紹介してゆきたいと思います。
一眼レフの他に、ミラーレス一眼という、一眼レフよりも軽くて、小さいカメラもありますが、ミラーレス一眼については、ミラーレス一眼と一眼レフを比較してみようやカメラの選び方のコーナーをご覧いただければ幸いです。
それでは早速見てゆきましょう!
目次
一眼レフにも大きくわけると、2つの選択肢がある
さて、初心者の方のための一眼レフの選び方ですが、いきなり多くの選択肢の中から選ぼうとすると大変だと思いますから、これから少しづつその選択肢を絞ってゆきたいと思います。
一眼レフにも大きくわけると、2つの選択肢があります。
それはどんな選択肢か?というと、
1)APS-C(アマチュア向け)
2)フルサイズ(プロ向け)
の2つになります。
厳密にいうと、もう一つ、フォーサーズというものもあるのですが、こちらの一眼レフはほとんど見なくなってしまいましたので、選択肢からは外します。
さて、何だかわかりにく専門用語が出てきましたが・・
このAPS-Cとか、フルサイズというのは、カメラのイメージセンサーのサイズのことを言っていると思ってください。
イメージセンサーとは、↓の赤い丸で囲ったモノになります。
一眼レフ(デジタル一眼レフ)は、この撮像素子と呼ばれるイメージセンサー(↑)が装備されていて、レンズから入ってきた光がこのイメージセンサーを通して電気信号に変換され、写真になる仕組みです。
このイメージセンサーがコンデジは非常に小さく、それに比べると、一眼レフは巨大です。
ものすごく簡単に言ってしまうと、このイメージセンサーが大きい方が綺麗な写真、プロのような写真が撮れます。
コンデジと一眼レフ(APS-C)のイメージセンサーのサイズを比較するとこんなに違います!
種類別のサイズ | 大きさ |
APS-C (23.5 x 15.7mm) | |
1/2.3型 (6.2 x 4.6mm) |
全く話にならないほど違います・・だから、一眼レフはコンデジと比べると、はるかに画質がいいわけです。
さて、先ほどの選択肢に戻りましょう。
1)APS-C(アマチュア向け)
2)フルサイズ(プロ向け)
この2つだと、フルサイズの方がセンサーサイズが大きいです。
種類別のサイズ | 大きさ |
フルサイズ (36.0 x 24mm) | |
APS-C (23.5 x 15.7mm) |
さて、では、どちらを選ぶか?
・・・ということですがまずは、それぞれにどんな利点と欠点があるのかを見てゆきたいと思います。
1)APS-C(アマチュア向け)
まず、APS-Cですが、殆どの一眼レフがこのサイズです。(ミラーレス一眼は除く)
一番売れているのがこのAPS-Cで、恐らく、初心者の方の殆どはこちらを選ばれるかと思います。
APS-Cの利点と欠点ですが、
APS-Cの利点:
・フルサイズに比べて、安い
・フルサイズに比べて、軽い
・コンデジに比べると比較にならないほど綺麗な写真が撮れる
・ボケ味の効いた写真が撮れる
APS-Cの欠点:
・画質やボケ味ではフルサイズにやや劣る
・・・といった点になります。
フルサイズと比較すると・・
価格の面でいったら、APS-Cのほうが安くなります。
また、重さですが、APS-C方が軽くなります。
特にAPS-Cのモデルの中には、軽さを意識したものも沢山あり、フルサイズと比較すると何百グラムの(場合によってはもっと大きな)差になってしまうものも中にはあります。
ミラーレスではなくて、一眼レフを選ぶ時点である程度重さは覚悟してはいても、この差は大きいかも知れません。
2)フルサイズ(プロ向け)
さて、次はフルサイズについてですが、初心者の方でこちらを選ぶ人は恐らく殆どいらっしゃらないと思います。
このタイプはプロが使っていることが多いです。
フルサイズの利点:
・とにかく画質とボケ味が美しい
フルサイズの欠点:
・(価格が)高い
・重い
・・・といった点になります。
とにかく、こだわった写真を撮りたいという方にはフルサイズは最高の選択肢かも知れません。
カメラをはじめて、どんどんはまっていって、その中で、フルサイズが欲しくなった・・という方も結構いらっしゃいます。
ただ、ここまで2つの選択肢を比較してきましたが、初心者の方の場合は、余程のことがない限り、最初はAPS-Cの方が色々な意味でよいかも知れません。
画質が違う、ボケ味が違うといっても、APS-Cでも十分に綺麗な写真、ボケが効いた写真を撮ることもできます。
下は僕が使っているAPS-C機で撮った写真です。
ただ、勿論、最初から本格的なカメラが欲しい!という方は、フルサイズでもいいかも知れません。
そういう選択肢もこだわりがあっていいかも知れないですね。
尚、この2つについて、さらに詳しい説明については下記でもご紹介しています。
ここからは、APS-Cを選ぶことを前提に・・・一眼レフの選び方について見てゆきたいと思います。
APS-Cの2つのタイプ
さて、APS-Cを選択したとします。
APS-Cも大きくわけると2つのタイプがあります。それらは、
1)軽量で価格も抑えた初心者向けタイプ
2)機能が充実した中・上級者向けタイプ
の2つになります。
具体的なモデルについてはおすすめのカメラのおすすめの一眼レフ編にてご紹介しています。
1)軽量で価格も抑えた初心者向けタイプ
のタイプはそのページではエントリーモデル(初心者向け)
2)機能が充実した中・上級者向けタイプ
は中級機としてご紹介しています。
さて・・
これだけ見ると、初心者の方は1)の軽量で価格も抑えた初心者向けタイプがいいのでは?と思われるかも知れませんが、最初から2)の選択肢もありだと僕は思っています。
実際に僕自身も最初に一眼レフを買った時は2)を選択しました。
それぞれの利点と欠点について簡単に見てみましょう。
1)軽量で価格も抑えた初心者向けタイプ
このタイプの利点は、軽い、安い、小さい・・という点になります。
ただ、欠点もありまして、軽くする、価格を抑える、小さくする・・・という過程で、何かを犠牲にする必要がありまして・・
何を犠牲にしているかというと、大事なところでは、機能、ボタン・ダイヤル類などです。
機能については初心者の方の場合でも、最初のうちは、この初心者向けタイプでも構わないと思いますが、場合によっては使っているうちに、物足りなさを感じることもあるかも知れません。
一方、2)機能が充実した中・上級者向けタイプは、十分な機能を備えているモデルも多く、長く使えるという利点があります。
また、これは記事の最後の方で詳しくご紹介しますが、ボタン・ダイヤル類が問題になってくることもあります。
一眼レフは、その被写体に合わせて、設定を自分で変えながら、思うような写真を撮るということがその利点でもあり、楽しみでもあると思います。
そこで便利になってくるのが、カメラについている、ボタンやダイヤル類です。
これらが省かれていると、ボディが軽くなったり、小さくなったり、または価格が安くなるのですが、設定を変えるのに、例えば、メニューに行って、そこから、このカテゴリを選択して・・・それで・・
という風に設定を変えるのに時間がかかります。
これだと、設定を被写体に合わせて変える・・・ということが面倒になってきます。
勿論、いや、設定は全部カメラ任せで!という方の場合はこちらのタイプでもいいと思います。
また、とりあえず最初はあまりお金をかけず、気軽に一眼レフをはじめたいという方の場合も、こちらの選択肢が良いかも知れません。
ただ、自分なりに自分の思った写真を撮りたい!という方は次の2)機能が充実した中・上級者向けタイプがおすすめかなと思います。
2)機能が充実した中・上級者向けタイプ
このタイプの利点は先ほどご紹介したように、機能が充実していること、ボタンやダイヤル類が充実していて、直観的な操作ができるということになります。
機能だけを見れば、フルサイズとそれほど大差がないモデルもあります。
また、このタイプのカメラは、長く使えるのも利点の一つかと思います。(十分な機能があるため)
欠点としては、重さと価格です。
先ほどご紹介した、1)軽量で価格も抑えた初心者向けタイプと比べると、2)機能が充実した中・上級者向けタイプは重いものが多いです・・
この2つを比べると、200グラム以上の差になることもあります。
また、価格もどうしてもこちらの方が高くなります。
こういったことを考えると・・・
1)軽量で価格も抑えた初心者向けタイプがおすすめ
・写真はカメラ任せで撮りたい人
・最初はあまりお金をかけず、気軽に一眼レフをはじめたい人
2)機能が充実した中・上級者向けタイプがおすすめ
・自分が思うような写真を撮ってみたい人
・多少お金をかけても、長く使えるモデルが欲しい人
もし、「管理人さんは、どっちがおすすめですか?」
・・と聞かれたら、カメラに求めるものはその人によっても違うので、一概には言えませんが、僕は基本的には、2)機能が充実した中・上級者向けタイプがおすすめだと思います。
※具体的なモデルについてはおすすめのカメラにてご紹介しています。そこで商品へのリンクも掲載していますので、具体的な重さや価格、機能の違いなどを見ることができます。
1)軽量で価格も抑えた初心者向けタイプ
のタイプはそのページではエントリーモデル(初心者向け)
2)機能が充実した中・上級者向けタイプ
は中級機としてご紹介しています。
メーカーはどこがいいか?
さて、次にメーカーはどこがいいか?ということについて見てゆきたいと思います。
どこか一つおすすめのメーカーを教えてくださいと言われたら、僕の場合はキャノン(正確にはキヤノン)のカメラを使っていて、とても気に入っているので、「キャノンがおすすめです」と答えると思います。
冒頭の写真のカメラは僕自身のカメラ(キャノン)になります。
ただ、国内の有名なメーカーであれば、どこもいいと思います。
ただし、いくつかに絞るとしたら・・・
1)キャノン
2)ニコン
の2つがおすすめかなと、思います。
というのも国内のカメラのシェアはこの2社が殆どを占めています。売れているからいい・・というわけではありませんが、キャノンかニコンにする利点は、
1.レンズが豊富
2.モデルの選択肢が豊富
3.持っている人が多いので、操作を教えてもらえる
4.持っている人が多いので、場合によってはレンズを共有できる
といった点でしょうか。
この2社はほかのメーカーに比べても、レンズの選択肢が多いのが特徴で、ボディそのものも色々な選択肢があります。
一眼レフの場合は、基本的には、キャノンのボディを買ったら、キャノンのレンズを使う必要があります。
ボディはキャノンでレンズは違うメーカー・・という風にはできませんので、レンズが豊富なメーカーのボディ(カメラ)を選ぶということは大切なポイントかなと思います。
ただし、シグマのようにほかのメーカー専用のレンズを作っているメーカーもあります。
ということで、おすすめのメーカーは、1)キャノンと2)ニコンになります。
個人的にはキャノンが好きですが、ニコンもレンズの選択肢が豊富で、おすすめだと思います。
下記はアマゾンにつながります。
一眼レフの売れ筋ランキング
売れ筋ランキングも参考になるかも知れません。
レンズは何を選ぶ?
さて、ここまで一眼レフの選び方について見てきました。
カメラを選んだら、今度はレンズですが、はじめて一眼レフを購入される方は、レンズも一緒に購入されることが多いかと思います。
カメラのレンズの種類についてでもご紹介しましたが、一眼レフで使えるレンズには大きくわけると、4つのタイプがあります。
1)広角レンズ
2)標準レンズ
3)望遠レンズ
4)マクロレンズ
詳しい説明はカメラのレンズの種類についてでご紹介したので今回は省きたいと思いますが、最初に一眼レフを購入する際は特殊なケースを除くと、この中でも、2)標準レンズを一緒に購入するのが一般的だと思います。
標準のレンズは、肉眼で見ているような風景を表現するのに適したレンズになります。
何だか面倒な話になってしまうかも知れませんが、標準レンズの中にもさらに、
1)ズームレンズ
2)単焦点レンズ
の2つがあります。簡単にご紹介します。
1)ズームレンズ
ズームレンズは、その名前の通り、ズームすることができるレンズで・・カメラを持ったその場所から、被写体をアップで撮ったり、引きで撮ったりすることができます。
一眼レフの場合、レンズキットといって、カメラとレンズがセットになって販売されているものも多いです。
このレンズキットについてくるレンズの多くは、標準レンズで尚且つ、ズームレンズではないかなと思います。
下は、Canon 標準ズームレンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6。こういったレンズがレンズキットに含まれていることが多いです。
2)単焦点レンズ
単焦点レンズとは、ズームすることのできないレンズのこと。ですので、例えば、被写体をアップにするには、自分が被写体に近づく必要があります。
何だかややこしい話になってきたので、この辺で簡単に、何がおすすめか?というお話をさせていただきたいと思います。
おすすめですが、
基本的には、レンズキットについている、ズームレンズ(標準レンズ)でもOKだと思います。
ただ、僕、個人的なおすすめは、単焦点レンズです。
もっというと、標準の単焦点レンズがおすすめです。
何故か?ということをざっくりというと・・・
①ボケの効いた写真が撮れる!
②画質が綺麗!
この2点になります。
ズームレンズでもボケを出すことはできますが、単焦点のまろやかなボケはなかなか出せません。(ズームレンズは、単焦点に比べるとぼけにくいレンズです)
画質も、ざっくりというと、単焦点レンズの方が綺麗です(良いです)。
ズームレンズは確かに便利です。被写体をアップにしたり、引きで撮ったり。単焦点の場合は、自分が近づいたり、離れたりしないといけないので、面倒といえば、面倒かも知れません。
ただ、その欠点を補って余りある利点が単焦点レンズにはあると思います。
下は僕が単焦点レンズを使って撮った写真です。後程使ったレンズをご紹介します。
おすすめのレンズは何?
じゃあ、具体的におすすめの単焦点レンズは何か?ということですが、
APS-Cのカメラであれば、30mm前後の焦点距離の単焦点レンズがおすすめです。
APS-Cのカメラであれば、この30mm前後が標準のレンズになり、肉眼で見ているような写真が撮りやすく、初心者の方にもおすすめです。
個人的に使っているのが、シグマというメーカーの30mm F1.4のレンズ(キャノン用)です。僕が使っているモデルは後継モデルが発売されていて、下記になります。
レンズ:シグマ 30mm F1.4 (APS-C機では35mm換算でおよそ50mmの標準レンズになります) ※僕が使っているのは、このレンズの旧モデルで名前にEXが付きます。 |
まとめると・・・
・レンズキットについてくる標準のズームレンズでOK
・ボケの効いた写真を撮りたいなら、30mm前後の単焦点レンズ
がおすすめです。下記はアマゾンにつながります。
一眼レフ レンズキット一覧
シグマ 30mm F1.4
交換レンズの売れ筋ランキング
その他、筆者なら気にするポイント
さて、ここまで一眼レフの選び方とそして、おすすめのレンズについてもご紹介してきました。
最後に、その他、僕が一眼レフを選ぶとしたら、こんな点にも注意する・・・というポイントについていくつかご紹介したいと思います。
それらは、
1)ボタン・ダイヤル
2)バリアングル液晶
3)シャッターを押した時の感覚
1)ボタン・ダイヤル(F値や露出をダイヤルで操作できること)
これは先ほどもご紹介しましたが、カメラ本体にあるボタン・ダイヤル関係は個人的にはとても気にしているポイントになります。
写真はカメラ任せで・・という方であれば、そんなに関係ないかも知れません。
ただ、自分の思うように、例えば、写真を明るくしたり、ボケさせたり、色を変えたり・・・ということもしてみたい方の場合は、ダイヤルやボタン類にはこだわってみてもいいかも知れません。
以前、写真撮影の4つの基本撮影テクニックという記事を書かせていただいたことがありました。
詳しい説明は今回は省きますが、この中でも、
・露出補正(写真の明るさを決める機能)
・・は一眼レフで写真を撮る時には頻繁に使います。
写真が暗いと思ったら、露出補正をプラスに、明るすぎると思ったら、マイナスに・・・という風に、一眼レフを購入された後は恐らく頻繁にこの機能を使われると思います。(露出補正の使い方とテクニック )
この時、この露出補正がダイヤルをカチカチカチ・・・と動かすことで変えることができると、非常~っに、便利です。
例えば、↓の赤い丸で囲ったダイヤルをカチカチカチ・・と操作した方が、メニューボタンを押して、それから、カテゴリを選んで・・とやるよりずっと便利です。
これが液晶画面から選択するような形だと、反対に超不便です・・。
ですので、露出補正をダイヤルで調整できるものを僕であれば選びます。
もう一つ、F値というものも頻繁にいじるものの一つだと思います。
簡単にご説明すると、このF値を小さくするほど、背景がボケます。(人物を浮き上がらせたい時など)
このF値を大きくすると、背景までくっきりと写るようになります。(風景写真を撮りたい時など)
詳しくは、絞り優先モードの使い方や仕組みとは?を参照ください。
このF値に関しては、確実にダイヤルで変更できた方がいいと僕は思います。
例えば、↓のダイヤルをファインダーを除いたままカチカチ・・とやってF値を操作できると非常に便利です。
・・・というわけで、ダイヤル、またはボタン類には要注意です。
2)バリアングル液晶
バリアングル液晶とはこんなものです。
これの何が便利かというと、例えば、
・自撮りをする時
・高いところから撮影する時
・低いところから撮影する時
などに便利になってきます。
地面すれすれにカメラを構えて写真を撮影すると面白い写真になることがありますが、こんな時も、バリアングル液晶であれば、便利です。
これは一眼レフではなく、ミラーレス一眼で撮ったのですが、カメラを地面近くまで下げて、バリアングル液晶を上向きにして撮影してます。
これがバリアングル液晶がないと、地面に寝転がるか(笑)、この位かな・・と推測しながら撮影することになります。
自撮りをする場合も(写真だけではなくて、動画撮影などにも)バリアングル液晶があった方が断然便利です。
ただ、バリアングル液晶でなければならない・・というわけではありません。
僕が最初に買った一眼レフもバリアングル液晶ではありません。
ただ、あったら、便利な機能ではあると思います。
3)シャッターを押した時の音、感覚
一眼レフのレフとは、レフレックス(光を反射する)という意味ですが、レンズを通った光はボディの中にあるミラーで反射して、ファインダーへと進んでゆきます。
そのため、ファインダー越しに見える景色は、レンズを通してみている景色そのもの・・・ということになります。
だからこそ、一眼レフはカメラとの一体感が生まれ、それが撮影する喜びや楽しさにもなったりします。
これが例えば、ミラーレス一眼などの場合、ミラーがありません。
液晶にレンズを通して見えている「であろう」景色を見ることはできますが、厳密に言えば、レンズを通してみているものとは違います。
さて、前置きが長くなりましたが・・
一眼レフを選ぶ際に筆者が注意している点ですが・・・シャッター音、またはシャッターを押した時の感覚になります。
一眼レフの場合、シャッターボタンを押すと、先ほどご紹介した光を反射させてファインダーに導いていたミラーが跳ね上げられ、レンズからイメージセンサーに光が当たり、画像が撮影される・・・そんな仕組みになっています。
この仕組みのために、シャッターを押した時に一眼レフの場合は、音が出ます。
スマホで写真を撮る時も「カシャッ!」とか音が出ることがありますが、あれは、わざわざ(目的があって)音を出しています。
一方、一眼レフの場合は、その構造上、どうしても何かしらの音が出ます。
この音、またはシャッターを押した時の感覚ですが、メーカーによって全然違うんです!
キャノンに慣れていると、ニコンのシャッター音、または、シャッターを切った時の感覚に違和感を覚えたりします。
これは勿論、慣れもありますし、個人的なこだわりではありますが、実際に家電ショップなどでシャッターを切ってみるのも僕としてはおすすめです。
モデルによっては、感覚が全く違ってくることもありますから。
そしてやっぱり、カメラというのは、感覚が大事になってくるものだと思いますから、そういった細かな点にも注意してみるのも一つの一眼レフの選び方のポイントかなと、思います。
下記は記事の中でご紹介したアマゾンへのリンクになります。よかったら参考になさってください。
カメラ本体
キャノンの一眼レフ一覧
ニコンの一眼レフ一覧
一眼レフの売れ筋ランキング
レンズ
以上、長文になりましたが、お付き合いありがとうございました。