花火写真の撮り方とテクニック
夜空に打ちあがる花火にむかってカメラを向けている人は大勢います。しかし、実際に撮影してみるとこれがなかなかうまく撮影できなかったり・・します。
今回は花火を上手に撮影する方法をご紹介させていただきたいと思います。
目次
1.用意するもの
ここでは一眼レフを使った撮影方法をご紹介したいと思います。ですので、まず一眼レフを用意します。(ここでご紹介する方法はコンデジでは撮影できませんのでご注意ください)
次に三脚。手ぶれを防ぐために花火撮影ではあった方がいいです。
特にシャッタースピードを遅くしていくつもの花火を同時に写す下記に紹介するようなテクニックでは必須アイテムです。
三脚がない場合でもタオルなどを用意しておくといいと思います。
そして、どこかカメラを置ける場所をみつけ、タオルを敷いた上にカメラを固定すれば三脚の代わりになります。
三脚については三脚の選び方も参照ください。
2.設定を変える
カメラの設定ですが下記の点に注意します。
1) フラッシュは発光禁止にする
2) 三脚を利用する場合はISO感度を100や200に設定する
3) 絞りはF値を8前後に設定する
3.シャッタースピードを遅くして撮影する
この状態で三脚にカメラを固定して撮影してもそこそこの写真が撮れるとは思います。しかし、もっと印象的な花火の写真を撮る方法があります。
それはシャッタースピードをぐっと遅くして撮影する方法です。一番良いのはバルブモードで撮影することです。
4.バルブモードの使い方
バルブ撮影は自由にシャッターが開いている時間を自分でコントロールできますのでおすすめです。
シャッタースピードを例えば3秒とか5秒とかにして撮影してもいいのですが、使えるテクニックがバルブ撮影にして、花火が2、3発上がっている間シャッターを開けておくことです。
こうするととても素敵な花火の写真が撮影できると思います。
5.構図は?
花火の打ち上げ場所が見えるような場合は縦位置で撮影することで、打ち上げ直後から花火が開く高さまでを撮影したりするのもいいと思います。
また、花火の迫力を出す場合はズームレンズで思い切り寄って撮影するのもいいかも知れません。
1つの方法にこだわらないで、構図を変えたり設定を変えたりしてどんどん撮影するのが一番のコツかも知れませんね。
↓のようにズームレンズで大きく写すのもいいですね。
↓やはり縦位置は花火の定番ですね。