ソニーのマクロレンズ、E 30mm F3.5 Macro使用感・作例レポート
ソニーのミラーレス一眼用、マクロレンズ、E 30mm F3.5 Macroを購入しましたので、今回はその使用感であったり、単焦点レンズとの比較などなど・・・レポートとさせていただきたいと思います。
↑は先日このレンズで撮影したきたものになります。
これはまた後程記載させていただきますが、少し前にソニーのミラーレス一眼を購入しまして、その時に単焦点レンズを一緒に購入しました。
単焦点レンズの他に小物や花などなど・・・被写体を大きく写せるマクロレンズが欲しいと思っていて、今回このE 30mm F3.5 Macroを選びました。
選んだ理由は、それなりにマクロ撮影が楽しめること、世界最軽量(発売当時)という軽さ(138g)と価格が2万円ちょっとというリーズナブルさ・・・です。
今回使用した機材は下記の通りです:
・レンズ: ソニー E 30mm F3.5 Macro(マクロレンズ)
・レンズ: ソニー E 35mm F1.8
・カメラ: ソニーNEX-5T
とにかく手軽に本格的なマクロ撮影ができるレンズ
マクロレンズとはでもご紹介しましたが、マクロレンズとは、被写体を1/2倍から等倍で写すことができるレンズのことを言いますが、このレンズは等倍マクロレンズになりますのでそれなりに本格的なマクロ撮影が可能です。
マクロレンズの場合、90mmから100mm前後の「中望遠」がおすすめとよく言われますが、このレンズは35mm換算で45mmですので、標準のレンズ・・・ということになります。
本気を出してマクロ撮影・・・ということであれば、一眼レフ+中望遠のマクロレンズがおすすめかも知れません。
ただ、このレンズは小さくて軽い・・・です。
わずか138gしかありません。
一眼レフ用の中望遠のマクロレンズだと600gを超えるものもあるので・・・そこまで本気は出さなくていいけど・・・手軽にマクロ撮影を楽しみたい方にはおすすめのレンズではないかなと思います。
ちなみに、最短撮影距離は9.5cmなので・・・かなり被写体に近づくこともでき、先程ご紹介しましたが、被写体を等倍で写すことができるので、手軽に本格的なマクロ撮影ができます。
単焦点レンズと比較してみる
このページの一番上の写真がこのレンズで撮影してきた写真になりますが、せっかくなので単焦点レンズ(マクロレンズではないレンズ)と比較もしてみたいと思います。
まず・・・僕がミレーレス一眼を使う時にはいつもつけているソニー E 35mm F1.8で撮影した写真になります:
結構、限界まで近づいてできるだけ大きく撮影しています。
これはこれでいいのですけど・・・ソニー E 30mm F3.5 Macroを使うと全く同じ被写体でもこんな風に撮影することができます。
本当にただ被写体にレンズを近づけて撮影しただけですが・・・少しカメラの腕が上達したような錯覚に陥ります・・。(笑)
例えば、こんな風に↓単焦点レンズで撮影するのが限界でも・・・
マクロレンズだと・・・このように簡単に大きく写せてしまいます。
このような被写体も・・・
マクロレンズで撮影するとこんな感じになります。
普段肉眼では見れないような世界を自分の手で写すことができる・・・それもマクロレンズの魅力なんだなぁ・・・と思ったりします。
マクロレンズを購入したのは花を撮りたいと思ったことの他に小物を撮りたいと思っていまして。例えば、いつも使っているレンズだとこれが限界なのですが・・・
でももっと細かい部分まで撮影してみたくなったりすることがあって、マクロレンズならこんな風に簡単に大きく撮影できたり・・・
さらにここまで大きく写すことができたりします。
このレンズの利点と欠点
どんなに素晴らしいレンズでも必ず、長所と短所があって、得意なことと不得意なことがあると思うんです。
このソニーのE 30mm F3.5 Macroの場合、
利点:
1)等倍である程度本格的にマクロ撮影ができる
2)とにかく軽い!
3)小さい
4)価格がお手頃
欠点:
1)本気を出してマクロ撮影をしたい方にはやや表現力が足りない
・・・という点になるのかなと思います。正直、本気を出してマクロ撮影をしたい!という方向けのレンズではないと思います。
そこまで本気ではないけれど、手軽にマクロ撮影を楽しみたいという方には僕はおすすめのレンズだと思いますし、やはり、それなりに本格的に撮れるレンズであること、小さくて軽いこと、お手頃な価格・・・というのは魅力なのかなと思います。
最後にミラーレス一眼(ソニーNEX-5T)につけるとこんな感じになります。