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初心者のための風景写真に適したレンズの選び方

風景写真をこれから撮影したいと思った時にまず悩むのがレンズだと思うんです。どんなレンズが適しているか・・・ということについて今回は考えてみたいと思います。

風景写真に適したレンズといっても恐らく、「これ!」という風に1つのレンズというよりも、その場面によって、例えば、広がりを強調したい場面やダイナミックさを出したい場面など・・・その場面によって最適なレンズを選択してゆく・・・という形が一番なのかなと・・・思います。

そういった点も考えながら、色々なレンズを見てみたいと思います。

1.高倍率レンズではじめるという選択肢

まず最初に高倍率レンズを購入してみるというのも1つの方法なのかなと思います。

高倍率レンズは広角から望遠までをカバーしてくれるレンズです。(18-270mmといったものもあります)

それだけ広い焦点距離の範囲をカバーしているのに、小さくて軽い・・・という利点がとても魅力です。

勿論、描写力やレンズの明るさなどでは大口径レンズに負けますが、まず高倍率レンズで色々撮影してみて、それから大口径レンズなど高価なレンズを集めてゆくのも良い方法なのかも知れません。

後々大口径レンズを購入するという場合でも、高倍率レンズは旅行などに持っていったりするのに適していたり、ちょっとしたお散歩写真にも使えますから・・・持っていて損はしないレンズなのかなと・・思います。

写真はタムロンの高倍率レンズ:
TAMRON 18-270mmF3.5-6.3 Di2 VC PZD

焦点距離18mmから270mmをカバーしていながら、質量450gという軽量・コンパクトなオール・イン・ワンの高倍率レンズ。キャノン用、ニコン用などがあります。

2.3つのズームレンズ

風景写真だとズームレンズが一般的だと思います。風景写真は引き算だとよく言われますが、その引き算を手助けしてくれるのがズームレンズだったりします。

さて、そのズームレンズも選択肢は大きくわけて3つあると思うんです。

①~70mmまでをカバーする標準のズームレンズ
②70~200mmまでをカバーする望遠レンズ
③~300mmまでをカバーする望遠レンズ

大きくわけるとこの3つです。本格的に風景写真を撮影するのであれば、重さや価格面でのデメリットもありますが・・・大口径のレンズがおすすめです。F2.8といった明るいレンズは様々な場面で活躍してくれます。

基本的には①と②でほとんどの風景写真を本格的に撮影できると思います。ただ、もっと遠くの被写体を引き寄せてダイナミックな写真が撮りたいと思った場合は300mmまでをカバーしてくれるレンズも後々検討してもいいのかも知れません。

写真はキャノンのズームレンズ:
EF70-300mm F4-5.6L IS USM

ポートレイトから風景までまさにオールラウンドの望遠レンズです。70mmから300mmという広い焦点距離をカバーしていながら、EF70-200mm F2.8Lなどと比べると非常にコンパクトなのも魅力。

3.広角レンズ

広がりを持たせたい、高さを出したい、遠近感を出したいといった場合は広角レンズも1本欲しいところです。雄大な景色を写すにはやはり広角レンズがあるといいと思うんです。

最初から広角レンズを購入するのもいいと思いますし、まずはズームレンズをいくつか揃えてその後に広角レンズを入手するのもいいかと思います。