斜めにカメラを構える(構図)
斜めにカメラを構える・・・というお話の前に・・・写真を撮影する際は、基本的にカメラを水平に構えます。
建物など縦の線がはっきりわかるような場面などはその線がちょっとでも傾いたりすると違和感を感じたりします。
下記は大袈裟に傾けてみた写真ですが・・・こういった建物などの場合はわずかな傾きでも違和感を感じてしまいます・・。
この辺、きっちりとカメラを水平に構えることが大切なんだと思います。
きっちり水平に撮影するだけでもかなり見栄えは変わってきます・・。
海を撮影する際なども同じ。水平線は常に意識して撮影したいところです。
↓水平線が右に傾いてしまっているために、ちょっと違和感のある写真になっています。
・・・と前置きが長くなりましたが・・・
ただ、斜めの違和感をあえて使って撮った写真は被写体に躍動感が出たりすることがあります。
例えば、子供が走っている写真などをあえて斜めに撮影したりすることで子供に躍動感が出たり・・。
どの程度斜めにするか・・・という決まりはありませんが、思い切って斜めにしてみたり、少し傾けてみたりして自分なりに面白いと思える構図を見つけてみるのも面白いです。
ただし、冒頭でもご紹介したように斜めにすると違和感が出てくる被写体もあります。
建物などや地平線などもそうですし、机の上に置いてあるコップや飲み物・・・なども斜めにすると不安定さが目立ってしまいやすいです。
↓はあえて斜めにして撮影したものです。躍動感を持たせたいような場面でも斜め構図はいいと思います。