ローアングルで撮影するテクニック
写真を撮影する際、カメラの位置を変えて撮影してみることで、案外面白い写真が撮れたりすることがあります。
ちょっと角度を変えて撮影するだけで、迫力が出たり、被写体の見え方ががらっと変わったりします。
今回ご紹介するのはローアングルという撮影テクニックです。
ローアングルを辞書で調べると「被写体を見上げるように写す撮影方法」とあります。
見上げるようにして撮影された写真はどこか新鮮な感じがしたり、同じ被写体なのに、ちょっと変わって見えたりします。
ローアングルで撮影することで得られる効果?
ローアングルで撮影することで得られる効果・・・ですが、躍動感を出したり、迫力を出したり、背を高く見せたり、高さを強調する効果・・・などがあります。
例えば、この写真。東京スカイツリーですが、ローアングルで撮影すると・・・迫力がありますし、高さも強調されているように見えます。
高いビルなどを下から見上げると、「うわぁ~でかいなあ・・」と思ったりすることがあります。その迫力のようなものを写真でもローアングルで撮影することで得られる・・・ということなのだと思います。
人を撮影する際もローアングルにすることで、面白い写真になったりすることがあります。
下記の写真はしゃがみ込んで、低い位置から被写体をやや見上げるようにして撮影しました。そうすることで、被写体の躍動感のようなものが強調されているように思います。
普通に立ったまま撮影してみて、いまいち自分が思った感じにならないな・・・と思ったら、思い切って低い位置からローアングルで撮影してみても面白いかも・・知れません。
被写体を下から見上げるようにして撮影する・・・そうすることで普段とは違った写真を撮影することができます。この↓の写真は地面すれすれまでカメラの位置を低くして、被写体の女性を見上げるようにして撮影したものです。
ここまでカメラを低くして、撮影することで、普段では見れない景色を撮影することができます。
また、実はこの女性の奥には住宅が立ち並んでいるのですが・・・このようにカメラを斜め上に向けて撮影することで(ローアングルで撮影することで)、そういったものをある程度カットすることができました。
ローアングルで撮影する際は、被写体によっては、またはその場所の状況によっては、ライブビューなどを使って撮影することでより低い位置から被写体を見上げるようにして撮影することができますので、そういった機能も活用してゆくと、色々な写真が撮影できるかと思います。