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レイルマン比率とは?

レイルマン比率というのをご存知でしょうか?これは構図の1つで、鉄道写真家の中井精也さんが提唱している方法です。

一般的によく知られている構図では三分割法があります。三分割法では画面を縦と横それぞれに三分割する線が交差する点に被写体を配置します。

しかし、この方法では中心点から被写体が近くなります。そこで、被写体を中心点からもう少し離すために使われるのがレイルマン比率です。

レイルマン比率では、画面を縦にまず4分割します。その4分割する縦の線と対角線との交点から中心の点を除いた4点のどこかに被写体を配置します。

↓被写体を右下のポイントに配置します。

↓そして出来上がった写真です。

縦位置でも使えます。

被写体を配置します。主題の女性ではなく、あえてアイスクリームにピントをあてます。

出来上がった写真がこれです:

この方法で撮影すると三分割法と比べた場合、被写体が中心からもう少し離れます。実際にこの方法で撮影してみて、こちらの方がしっくりくるという方もいらっしゃるかも知れません。

僕個人的には、被写体が中心からほどよく離れることで素朴さというか、面白さというかそんなものがよく出るのではないかとも感じます。

ただ、どちらがいいというわけではなく、自分で撮影してみてしっくりくる方を使えばいいのだと思います。また被写体によっては三分割法とレイルマン比率を使い分けるのも良い方法だと思います。

それから、これはどの構図でも言えますが、レイルマン比率の場合も4つの点に必ず被写体を置かなければならない・・・というわけではなく、あくまでもそれは目安として考えるといいと思います。

対角線を意識して応用する

まずは主題を4つのポイントのどれかに配置をします。

それで主題の配置は決まるわけですが、この際選んだポイントの対角線にあるポイントに副題を配置するとバランスのとれた写真になることがあります。上記で撮影して女性とアイスクリームの写真もどちらかを左に配置するとさらにバランスがよくなるかも知れません・・。

これは例えば料理の写真などでも応用できます。

ケーキが主題でコーヒーや紅茶が副題だったとします。この写真を撮るにはまずレイルマン比率のポイントのどこかに主題のケーキを配置します。

次に副題を対角線上に配置してみます。するとバランスのとれた写真に出来上がると思います。実際に撮影してみます。

まずは被写体をレイルマン比率を意識しながら、対角線上に配置します。

出来上がった写真が↓です。