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最短撮影距離とワーキングディスタンスとは?

被写体に近づいてシャッターを切ろうと思ったら・・・あれ?シャッターが切れない・・・なんて場合があります。

この原因は被写体に近づきすぎてしまったから・・・かも知れません。

レンズにはそれぞれ、「最短撮影距離」といって、どれだけ被写体に寄れるかというのが決まっています。例えば最短撮影距離が30センチのレンズの場合、被写体から30センチ以上離れないとシャッターを切ることができません。

カメラ用語にはもう1つ、ワーキングディスタンスと呼ばれるものもあります。
これは最短撮影距離に似ていますがちょっと意味が違います。

今回は、この2つの違いについて少しご紹介したいと思います。

最短撮影距離とは?

まず最短撮影距離ですが、冒頭でもご紹介しましたが、被写体までどの程度寄れるかを示す数値です。

最短撮影距離が30センチのセンズの場合、レンズの先端から被写体までの距離が30センチ・・・と思ってしまいますが、実はこの30センチはレンズの先端からの距離ではないんです・・。

ちょっとややこしいですが・・・最短撮影距離とは、カメラ上部にある撮像面のマークから被写体までの距離のことをいいます。

そのため、例えば最短撮影距離30センチのレンズだった場合、レンズの先端から被写体までの最短距離は30センチよりも短くなります。

↓が撮像面のマークになります:

う~ん・・・レンズ先端からだったもっとわかりやすいのに・・・と思っちゃいますね(笑)。

ワーキングディスタンスとは?

今度はワーキングディスタンスですが、これはレンズ先端から被写体までの距離のことを言います。こちらの方がわかりやすい・・・ですね。

さて、この2つの違いについてご紹介してきましたが、撮影していて被写体からレンズの先端までや撮像面までの距離を正確に把握する・・・なんてことは普通は難しいと思うんです。

じゃあ、どこまで寄れるかをどうやったら確認できるか・・・・ということですが、シャッターを半押ししてピントを合わせます。その際に通常はカメラが「ピピっ」と音でピントがあったことを知らせてくれます。

これを利用してどんどん近づいていってみます。「ピピっ」と音がしなくなったらそれは近づきすぎ・・・ということになります。

こうやって何度か試していると、大体、あぁこのレンズはこの位近づけるんだな・・・とわかるようになります。