カメラ・レンズの保管方法、防湿庫や湿度についても
今回は一眼レフカメラやレンズの保管方法についてご紹介させていただきたいと思います。
一眼レフもレンズもとても高価で、デリケートなものですので、保管方法についてはみなさん気を使われていると思います。
カメラ・レンズにとって、一番の敵は「湿気」と「ホコリ」になります。
そのため、保管する際もその点に注意する必要があると思います。
ホコリ対策
まず「ホコリ」ですが、外で撮影すると気づかないうちに小さなホコリですとか汚れがカメラやレンズに付着することがあります。
それはほんの小さなホコリですとか、汚れですとか、砂とか・・・そんな小さなものなのですが、そういった小さなホコリだからこそ・・・わずかな隙間からカメラの内部に入ってしまうことがあります。
そうなると、故障の原因にもなるわけで・・。
そのため、外で撮影をしてきた後はホコリなどをブロアーと呼ばれるメンテナンスグッズで吹き飛ばしたり、クリーニングペーパー・ブラシなどを使って、カメラやレンズなどをクリーニングすることも大切なことかと思います。
ブロアーはおすすめクリーニング用品でもご紹介しましたがこのようなものです。1個は所有しておいても損はないかと思います。
そうやってホコリを取り去ってから保管するということも大事なことだと思います。
僕も外で撮影してきた後は、カメラやレンズの汚れを毎回拭き取るようにしていますし、雨に濡れた場合もすぐに水を拭き取るようにしています。
湿気対策と保管方法について
カメラのクリーニングが終わったら、カメラやレンズを保管するわけですが、この際に重要になってくるのが湿気対策になります。
カメラやレンズは湿気に弱く、湿度がありすぎるとカビが付着したりすることがあります。
カメラやレンズにとっては湿気は大敵です。
そのため保管する際は風通しが良いところで、湿度が少ない場所に保管するといいと思います。
長期保管する際は、バッテリーは外しておくようにします。
また、カメラからはレンズを取り外して、ボディにはボディキャップ、レンズにはレンズキャップをしてホコリなどが入らないようにします。(長期間使わないような場合でなければ、そこまでする必要はないと思います)
風通しが良いところに保管するのが良いのですが、そうは言っても日本は湿気がありますので・・・できれば、湿度を調整できる防湿庫、またはドライボックスが本当は一番かと思います。
ちなみにカメラやレンズに適した湿度は各カメラメーカーなどによると40~50%前後が最適な湿度とのことです。
防湿庫とドライボックス
さきほどご紹介した防湿庫とドライボックスについて少しご紹介したいと思います。
防湿庫
↓は全自動で湿度を調節してくれる防湿庫。(東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫)
防湿庫とドライボックス、どちらもカメラやレンズを保管するために使いますが、防湿庫↑はカメラ・レンズ専用のキャビネットのようなもので、電気を使って湿度を全部自動でコントロールしてくれるものであったり、鍵をかけられるタイプですとか・・・色々なものがあります。
この電気を使って自動で湿度コントロールできる防湿庫がカメラやレンズを保管するには、ベストな選択かと思います。
問題は場所をとること、電気代などでしょうか・・・。
ただ、電気代については1日1円程度しかかからないものもありますので、高価なレンズやカメラを守ることを考えると、防湿庫そのものの値段も入れても決して高くはないと思います。
ドライボックス
ドライボックスは防湿庫よりももっと手軽に用意することができる、プラスチック製の密閉容器になります。↓はHAKUBAのドライボックスです。
この中に乾燥剤を入れて、湿気対策をした上で保管します。
湿気対策はしたいけど、防湿庫を買うのはちょっと・・・という方にはこちらのドライボックスがおすすめかも知れないですね。
僕自身はこの中間のような形になりますが・・・キャビネットのようなものの中にレンズやカメラを全部入れて、そのキャビネットは自動では湿度調整はできないので中に乾燥剤を入れてます。
時々乾燥剤を取り換えるのが面倒ではありますが、今はこの形で保管してます。カメラやレンズが増えてきたら、防湿庫も検討するかも知れません。