点景とは
よく風景写真などで「点景(てんけい)」という言葉がでてきますが、これはどういう意味でしょうか?
これは風景写真などでよく使われる撮影テクニックの1つで画面の中に人物などを副題として取り入れることで被写体の大きさを強調したり、広がりを出したりすることをいいます。
尚、副題としてそえる人物などは小さく写すのがポイントです。また、画面のどの位置に人物を点景として入れるかも大切なポイントになってくると思います。
ただ、広い海岸と海を写すのもいいですが、点景を取り入れることでより引き締まった写真、アクセントのある写真になりやすくなります。
点景を使った写真の例を見てたいと思います。
最初は人を入れない写真。次は点景を使った写真です。単純に海と砂浜を写すよりも右下の子供達を入れることで印象に残る写真になります。
この写真に子供達を入れるとこうなります。同じような写真なのにここまで違ってくるんですね。