圧縮効果とは?
望遠レンズでよくみられる現象のことで、遠近感が薄れ、実際には距離が離れているものが近づいて見えることをいいます。
一般的には望遠レンズ、焦点距離でいうと135mm以上からこの圧縮効果が見られると考えられているようです。
実際には離れている被写体同士を近づけて撮影できるので、密集した様子を表現するのに適していると思います。
広角レンズで撮影した写真は奥行が強調されますが、望遠レンズの望遠側で撮影すると奥にある副題(背景)も主題(被写体)にぐっと近づいてみえることによって迫力が出るという特徴もあります。